LIVE REPORT
RUSH BALL 2011RUSH BALL R
ストレイテナー
遂に...遂にこの日がやってきた。今年の『RUSH BALL』を締め括るファイナルアクトはそう、ストレイテナーだ。'03年の『RUSH BALL』初出演時は、ホリエアツシ(vo&g)とナカヤマシンペイ(ds)の2人組で、今日の踊ってばかりの国のようにオープニングアクトとして出演。'04年に日向秀和(b)、'08年には大山純(g)が加入し、8年の歳月をかけて大舞台でトリを務める存在となったテナーは、まさに『RUSH BALL』と共に成長してきたバンドと言えるだろう。

日も落ち、暗闇の中で奏でられたオープニングナンバーは、『A LONG WAY TO NOWHERE』。テナーのメランコリックな一面が色濃く出た同曲から、じっくりと聴かせるスタートに。続くはその流れを汲みながら、リフのブレイクでアゲる『REMINDER』。少しずつ、少しずつ、グラデーションのように会場の温度が上がっていく。

「台風の中ありがとうございます。そして『RUSH BALL』を開催にこぎつけたスタッフに拍手を。最高のステージを用意してもらったんで、誇りを持って音楽を楽しもうと思います」。MCでホリエの言ったこの言葉は、今日のステージのみならず、まさにテナーがシーンをサヴァイブしてきた肝であり、アティチュードだと言えるだろう。そしてここからの流れは、テナーの本気を感じた激ヤバセットリスト! まずは『VANISH』『KILLER TUNE[Natural Born Killer Tune Mix]』の脳天直撃アッパーチューン2連発に踊り狂う泉大津フェニックス! OJ〜ヒナッチのソロリレーもバッチリ、ステージ上のケミストリーも抜群だ。降りしきる雨の中披露された『Melodic Storm』では、今日に至るまでのストーリーが走馬灯のように蘇るよう。

さらには、踊らずにはいられない最強にして最狂のロックチューン『BERSERKER TUNE』、ラストは'03年と同じく、彼らの代表曲『ROCKSTEADY』! 当時たった2人で大観衆に向け放ったこの曲が、ヒナッチ、OJという頼もしい戦友を迎えて、8年後の今、トリのステージで鳴らされる...。いいメロディといいライブを積み重ねるという今時極めて真っ当な手段で、一歩ずつシーンを登り詰めてきたストレイテナー。バンドの形態は変われどブレずに貫かれたその姿勢が、『RUSH BALL』にまた1つのドラマを生んだ感動的なエンディングで、今年の『RUSH BALL』は見事幕を閉じた!
- Set List -
M1. A LONG WAY TO NOWHERE
M2. REMINDER
M3. VANISH
M4. KILLER TUNE [ Natural Born Killer Tune Mix ]
M5. Melodic Storm
M6. BERSERKER TUNE
M7. ROCKSTEADY

ストレイテナー

ストレイテナー

ストレイテナー

ストレイテナー

ストレイテナー

pagetop

SISTER JET [ATMC]
BRAHMANが渾身のステージを披露するなか、2011年のRUSH BALL、ATMCのトリをリハーサルから盛り上げてくれたSISTER JET。ロックの名曲をアレンジしてのリハーサルにすでにファンは興奮し、ミラーボールの輝きが最大級に映えるステージに大勢の観客が詰めかけた。 

SEもなく、リハーサル終わりでそのまま「さよならポケット」でライブスタート! 爽やかなロックチューンはイベントも終盤で疲れきったであろうオーディエンスをおおいに跳ねさせる。ハッピーでダンサブル、踊らずしてどうすると言わんばかりにベースのサカベが大きなリズムで揺らし続ける。ロックンロールの創始者の一人でもある、チャック・ベリーの名曲中の名曲「Jhonny b.goode」の日本語カバーでは、アオキはドラム台から飛び出て見事なツイストを披露! "Go Jhonny Go♪"のコールに懐かしいギターリフが絡む。3ピースのシンプルなバンド構成がより楽曲の強さを前へ前へと押し出していく。「大人になったら最高の夜が来るんだ」と、ワタルがギターをかき鳴らし「Young Pretender」でロックの深みを体感させる。青臭い青春の匂いを感じる歌詞に、アオキの重厚感あるドラムやバンドの成熟した強みのあるサウンドが妙に皮肉な絡みを見せるのがおもしろい。

3年前の同ステージの昼イチに出た彼ら、ビールを飲み過ぎたというワタルが起こした珍事件をMCで暴露する場面もありつつ、ライブ後半は「8ビートはパンク少年のもの」でシンプルなロックビートで走り出す。あっという間にラスト「MR.LONELY」が披露されると、観客は最後の力を振り絞って踊りまくる! ロックが夜の泉大津を駆け出す様は爽快で、5曲という少ない曲数ながらもバンドの全てを見せてくれた。もちろん、観客はまだまだ物足りないと、アンコールの拍手は鳴り止まず楽屋ではメンバーがアレンジを相談するも、惜しくも会場の時間の都合でアンコールはならず...。スタッフの皆様、来年は頼みますよ!
- Set List -
M1. さよならポケット
M2. Jhonny b. goode
M3. Young Pretender
M4. 8ビートはパンク少年もの
M5. MR.LONELY

SISTER JET

SISTER JET

SISTER JET

SISTER JET

SISTER JET

pagetop

BRAHMAN
BRAHMANのメッセージがこもった映像が流れる中、登場。ベースが響き、「ARRIVAL TIME」が緩やかに始まる。ギターのカッティングが合わさり、そこから熱量を帯び、TOSHI-LOWの気迫が歌として伝わってくる。

 「必ず死ぬ...。台風、津波、地震、事故、病気、寿命...今日生きてっから、生きる事に専念して...、全力で...BRAHMAN始めます」...、この言葉で2曲目から始まっていった。TOSHI-LOWの今の想いが...、そして今日何を僕らにぶつけようとしているのか...、それが全て伝わる。音、言葉、動き...、BRAHMANのライブは、その場の空気を、それらで切り裂いていく。「BASIS」でTOSHI-LOWはステージを降りて、客席最前列の柵の上に立つ。もみくちゃにされながらも、阪神淡路大震災と東日本大震災での自身の想いを重ね合わせて話していく。そして「本日、晴天じゃないけど...」のひとことで新曲「霹靂」。

観客に優しく支えられた柵の上のTOSHI-LOWは、曲後半で支えられながら立ち上がり、激しく歌いだす。ステージに戻ってからも手のひらを見つめながら、まるで魂を放り込むかのように全身全霊で歌う。

曲が終わり、手を合わせ御礼して、最後はステージ一番前まで来て、客席に向かい、ひれ伏して、御礼を捧げていた。観客だけでなく、スタッフまでもが目頭を熱くせざるおえなかった渾身のライブ...。
- Set List -
M1. ARRIVAL TIME
M2. THE ONLY WAY
M3. SPECULATION
M4. SEE OFF
M5. BEYOND THE MOUNTAIN
M6. 最終章
M7. BASIS
M8. FOR ONE'S LIFE
M9. THE SAME
M10. PLACEBO
M11. 霹靂

BRAHMAN

BRAHMAN

BRAHMAN

BRAHMAN

BRAHMAN

pagetop

サイプレス上野とロベルト吉野 [ATMC]
今回、ヒップホップ界からの唯一の参戦となった"サ上とロ吉"ことサイプレス上野とロベルト吉野。いつの間にか周囲をすっかり包んだ夜の闇にもマッチするジャジーなイントロを経て、DJのロベルトが巧みなターンテーブル使いでスキルの高さを示すと、マイク担当のサイプレスは消化器を片手に持って登場。「時は来た!」と煽りつつ、遠慮なくステージ上から消化剤をスモークのようにブチまけると、1MC+1DJの最小編成でATMCをロックし始めた。

自分たちのユニットの通称名をそのままタイトルにした、自己紹介代わりの強力パーティ・チューン「サ上とロ吉」で集まった観客たちを早くもジャックしてしまうと、続いてはヒップホップ特有のコール&レスポンス(「SAY HOO~」「HOO~」というやつですね)を観客側と一緒になってBRAHMAN待ちのメイン・ステージに向けて行うなど。ジャンルにおけるアゲインスト感をもろともしないライブ感溢れるステージングで快調に飛ばすと、後半にはなんとスペシャル・ゲストとしTokyo No.1 Soul Setの渡辺俊美がギターを持って登場というサプライズが!

強力なギター&コーラスを加えたトリオ編成で、9月14日に発売される最新作に収録の新曲「BUMP」を皮切りに、タイトル通りのアッパーなバウンス・ビートでさらなる熱狂モードに誘った「バウンス祭」、俊美氏のギターがブチ切れ寸前までロッキン度を増しての「MASTERSオブお家芸」と連発。最後はメロウな「WONDER WHEEL」で締め、ライブ感の強いターンテーブル使いとMCで最後まで集まった聞き手たちを引きつけた。
- Set List -
M1. INTRO
M2. サ上とロ吉
M3. やまびこの時間
M4. BAY DREAM
M5. すてきな仲間
M6. BUMP feat.渡辺俊美
M7. バウンス祭 feat.渡辺俊美
M8. MASTERSオブお家芸 feat.渡辺俊美
M9. HIPHOP体操
M10. WONDER WHEEL

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野とロベルト吉野

サイプレス上野とロベルト吉野

pagetop

ACIDMAN
再び雲が空を覆い出した夕暮れ。いまにも雨が降り出しそうな不安定な天候だったが、サウンドチェックが始まるとチラリと月が顔を覗かせる。

夜の闇があたりを包み出す中、ステージに登場したのは、今年結成15周年&デビュー10周年を迎えるACIDMAN。「最後の国(introduction)」のSEが流れると、待ちきれないとばかりに手拍子が発生。いったいどんなセットリストで楽しませてくれるのか−−という想いに応えるように、最初に演奏されたのは、2002年のメジャーデビュー作「造花が笑う」!! これにはファンも驚いたようで、歓声と共に早くもボルテージは急上昇。さらに、静と動が交錯するロックチューン「ONE DAY」、心地よいビートが刻まれるダンスチューン「Final Dance Scene」、キャッチーな「Free Star」と畳み掛けられ、会場の熱は増すばかりだ。そして、再びイントロで歓声があがったのは名曲「赤橙」のとき。まるでオーディエンスに語りかけるように歌うオオキ ノブオ(Vo&G)の歌声、切ないメロディが心に染み入る。惜しげもなく披露される名曲の数々に観客の熱気は最高潮!! この勢い、熱をもったまま終わるかに思われたが、ラストは「ちょっと静かな曲をやってもいいですか?」(オオキ)と、瞬間を生きる大切さ、広い宇宙の中で出会えた奇跡などを綴ったメッセージ性の強い壮大なナンバー「ALMA」。先ほどまで手を叩き、声をあげていたオーディエンスたちも、美しいメロディが広がるミディアム・バラードをじっくりと聴き入っていた。

余韻が残るステージ。キラーチューンから聴かせるバラードまで、その実力の高さ、振り幅の広さを改めて感じさせたくれた、そんなライブだった。
- Set List -
M1. 造花が笑う
M2. ONE DAY
M3. Final Dance Scene
M4. Free Star
M5. 赤橙
M6. ある証明
M7. ALMA

ACIDMAN

ACIDMAN

ACIDMAN

ACIDMAN

ACIDMAN

pagetop

撃鉄 [ATMC]
撃鉄の名マネージャー・劔樹人いわく"RUSH BALL唯一のコミックバンドでしょうね"という言葉のままか?今回のアーティスト陣にはないパフォーマンスを見せてくれた撃鉄。おなじみのトラの巨大ぬいぐるみを抱え、ヒョウ柄のタイツ姿で現れたボーカルのアマノジョージは、ステージで行進を始めたかと思えば、突如として叫びだし「へや」でライブスタート。ベースのタシロタツヤが刻むリズムがゴリゴリと足元から揺らしてくる。気持ちよいリズムに浸るにはアマノの動きが気になりすぎる...。「前が消えれば広くなるぞ♪」のリリックの通りなのか、江○2:50ばりの動きで目の前の見えない誰かと殴り合っているかのような珍妙なパフォーマンスを続ける。観客は呆気に取られるかと思いきや、ハチャメチャなメンバーに合わせて踊りまくっている。アマノだけが奇怪な動きを取るのでなく、「犬」ではタシロもステージでグルグルと回りだす。そんな中でもドラムのコンドウシュンは淡々とリズムを叩き続ける。体を揺らしながらも目はメンバーの誰かを追い続け、ライブひとつ観るのに忙しいことこの上ない。休むことなく3曲目「かも」、スピードをさらに上げて会場を盛り上げる。

MCでは先ほどまでの強気なパフォーマンスと打って変わって、恐縮しまくりの自己紹介を(大阪に友達がいないそうなので、みなさん友達になってあげましょう)。また、宣戦布告を叩き付けたというKING BROTHERSとの対バンを告知し(まだ正式には受領されていないらしい...)、「ヨルテツ」からステージは後半へ。奇天烈なパフォーマンスの裏には芯の確かな演奏力があるからこそだろう、低く低く響くドラムのリズムと妖しさを持ったギターの音。そしてその妖しさをさらに上行くアマノの動き。「PS」ではギターのモリオカヨシヒロの高速のメロディーのかっこよさは尋常ではない。バンドのサウンドはパフォーマンスに目を奪われがちかもしれないが、それはもったいない! リリックの歌い回しやメロディーとリズムの強靭さは、この日のATMCでもひと際目立っていたかもしれない。

でも、やっぱり彼らのおもしろいところはパフォーマンスだというのも嘘がない。もはや一人プロレスのようになってきたアマノの動きは頂点を極めだす。「はじまりの歌」で客席にダイブを決め込んだかと思いきやラスト「場違い」ではメンバーが淡々とクールな楽曲を演奏する中、スピーカーに登る、FLAMING LIPSばりに客席に風船を巻く、そしてラストはステージテントの屋根に登り、そのまま姿を消してステージは終了! インパクトの大きすぎる彼らのステージはあっという間に終了した。
- Set List -
M1. へや
M2. 犬
M3. かも
M4. ヨルテツ
M5. PS
M6. はじまりの歌
M7. 場違い

撃鉄

撃鉄

撃鉄

撃鉄

撃鉄

pagetop

the HIATUS
トライバル(民族音楽的)なSEが流されると、早くも前方に詰めかけたファンたちからは待ちきれないとばかりの手拍子が巻き起こった。細美武士をフロントマンに、masasucks、ウエノコウジ、堀江博久などといった豪華メンバーが一堂に介し、この組み合わせでしか不可能な幻想的かつラウドなステージで圧倒したThe HIATUS。タイトル通りに冬に舞う雪を連想させるようなフォーキーかつメロウな「Snowflakes」から幕を開けたライブは、同じくフォーキーながらも徐々にプログレ的な曲展開とともに高まりゆく「Bittersweet」へ。壮大なロック・シンフォニーの前奏のように、彼らならではの音世界は夕刻の泉大津にもシンクロするようだった。

MCを挟んで第二楽章(?)に入ると、一転してラウドなギター・サウンドとクラシカルなピアノなどが交錯する「The Ivy」「The Flare」、そしてストレートなロック度をよりアップして「Monkeys」へ。再びMCを挟んで、客席にハンドクラップを求めて一体感を高めながら「紺碧の夜に」「ペテルギウスの灯」という人気チューンの連打に突入すると、オーディエンスも待ってましたとばかりのダンスと合唱で最高の演奏に応えた。

そして、ラストの2曲はピアノの弾き語りのような前半から壮大に展開していく「Twisted Maple Trees」を経て、クライマックスに欠かせない「Insomnia」へ。静と動、メロウとラウドが同居した鉄壁のアンサンブルで、今回も圧巻のステージを繰り広げてくれた
- Set List -
M1. Snowflakes
M2. Bittersweet / Hatching Mayflies
M3. The Ivy
M4. The Flare
M5. Monkeys
M6. 紺碧の夜に
M7. ベテルギウスの灯
M8. Twisted Maple Trees
M9. Insomnia

the HIATUS

the HIATUS

the HIATUS

the HIATUS

pagetop

The SALOVERS [ATMC]
「よろしく!」と古館のひとことで、「サリンジャー」から始まる。彼の声がより荒々しくなっており、時折、ギターから手を離し、マイクを握りしめて歌う姿がたまらなくかっこいい。しゃがれたハスキーボイスが衝動的サウンドにのり、観客は、その凄みに、ただ呆然と立ち尽くす。「雨が降っていれば、最高だなと思って選んだ曲です」と紹介された3曲目「雨降りのベイサイド」。ミドルバラッドのナンバーが、雨上がりの空に吸い込まれていく。

浸りきった気持ちをから一転して、続く「Hey My Sister」では一転して激しく襲いかかってくる。彼らの楽曲は静かだろうと激しかろうと、文学的な匂いがする言葉とソリッドな音が響いてくる。5曲目「SAD GIRL」は、一層エモーショナルにかき鳴らされ、古館も声を振り絞り、遠く遠くへ伝えようとする。

ラスト「China」でも突っ走る空気はそのままで、曲間、古館が「また逢おう」と呟く。そして何事もなかったかのように、またもやギターから手を離し、マイクを握りしめ、モニターに片足をのっけて叫ぶように歌う。最後はギターを振り回し、マイクスタンドを倒し、そのギターをドラムに投げつけて終わる...。胸騒ぎが止まらない...、とんでもなく染みるライブであった。
- Set List -
M1. サリンジャー
M2. 狭斜の街
M3. 雨振りのベイサイド
M4. Hey My Sister
M5. SAD GIRL
M6. China

The SALOVERS

The SALOVERS

The SALOVERS

The SALOVERS

The SALOVERS

pagetop

BIGMAMA
サウンドチェックの段階から、本域のパフォーマンスを披露し、一気に興奮を高めてくれたのはBIGMAMAだ。 自分たちで温めたステージに再び登場すると、待ってました!とばかりに大歓声で迎えられる彼ら。今、音楽シーンの風がBIGMAMAに向かって吹いていることがとても伝わる一幕だ。雲間からは美しい夕景がのぞき、さあ舞台は整った。BIGMAMAのドラマチックで、美しく、ユーモラスな音世界を具現化するための、大きな大きなステージだ。

ドヴォルザークの『新世界より』をモチーフにした『荒狂曲"シンセカイ"』では、あおらずとも自然とハンドクラップが巻き起こり、一気に会場をひとつにしてしまう。かと思えばどこか叙情的な『the cookie crumbles』では、エモーショナルな印象ながらじっくり聴かせる音世界を披露。こういった絶妙な押し引きのテクニックは、来年で結成10周年を迎える手腕ならでは!

「めちゃめちゃいい眺めです! 後ろにいる人もありがとう。昨日はめちゃめちゃ好きな子にもフラれたし、どうしてやろうかと思ってましたが(笑)。感謝を込めてもうちょっとやらせて下さい!」(vo&g・金井)なんて告白も飛び出す中、そのMC通り丁寧に一音一音紡がれる、やさしくどこか幻想的なサウンドメイクで、ロックキッズの心をわしづかみにしていく彼ら。最後には、バッヘルベルの『カノン』の調べに乗せた『計算高いシンデレラ』でクライマックスへ! やさしいバイオリンのメロディに、金井のハイトーンボイス、リズム隊の力強さと、5人それぞれの音が絶妙な存在感を醸し出し、泉大津をひとつにしてくれた。

観る度に存在感を増し、成長を見せつけてくれる彼ら。今年の『RUSH BALL』を機に、また大きく前進していくことだろう。
- Set List -
M1. 荒狂曲"シンセカイ"
M2. the cookie crumbles
M3. Paper-craft
M4. かくれんぼ
M5. 秘密
M6. 計算高いシンデレラ

BIGMAMA

BIGMAMA

BIGMAMA

BIGMAMA

BIGMAMA

pagetop

FLiP [ATMC]
相変わらずの曇り空の中にも、涼しい風が吹き始めたころ夕方。予定時間よりも10分ほど押してATMCの中盤に登場したのが、今回のイベントで唯一のガールズバンドであるFLiP。打ち込みサウンドのSEをバックに登場した彼女たちは、初見の観客の度肝を打ち抜く、耳をつんざくギターサウンドが魅力の「カザーナ」からライブをスタート。今回がRUSH BALL初登場の彼女らはステージで気ままに踊り、会場にいる誰よりもこのイベントを楽しんでいるようだ。次曲の「雨の女」、曇り空のいまはなんともドキドキするタイトルだが、楽曲はそうではない。アップテンポの駆け足で繰り出されるリリック、サチコの高音で突き刺すような直球の歌声が曇り空を割るように気持ちがいい。

全員が沖縄出身故、MCではなんともゆるい沖縄弁でのトークに場が和む。"みんなと仲良くなりたい"と猫の手つきでコール&レスポンスの練習のあとにシングル「カートニアゴ」を披露。スペックの豊富なユウコのギター、サヤカとユウミの足元を支えながらも気まぐれに揺らすリズム、そしてサチコの力強くも気ままなボーカル。4人の音がかっちりと揃うと、強気で勝ち気、我がままなんだけど寂しがりやで...なんだかネコのような気まぐれな感情を持つ楽曲陣に翻弄されていってしまう。

後半はあっという間に過ぎていく。切ないギターメロがギュッと心をつかむ「ナガイキス」、哀愁漂う中にも男顔負けなパワフルなリズムとキッチュなメロの「平成ジュラシックorライラ」と一気に駆け込み、彼女たちの初のRUSH BALLでのステージは終了した。
- Set List -
M1. カザーナ
M2. 雨の女
M3. カート二アゴ
M4. ナガイキス
M5. 平成ジュラシック

FLiP

FLiP

FLiP

FLiP

FLiP

pagetop

PENPALS
まさかこんな日がやってくるとは...。'99年にスタートした『RUSH BALL』の初年度から出演し、黎明期のラインナップの軸を成し、夏の野外に欠かせなかったこのバンド...PENPALS が、今年2月の衝撃の再結成を経て、'04年以来となる『RUSH BALL』のステージに帰ってきた! 間違いなく今年のトピックの1つだった彼らは、いったいどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか...!?

ド頭はグラマラスなロックチューン『ASTRO MOTEL』でスタート。ロックTにキャップと、時を重ねても変わらぬロックキッズなスタイルで、『CARS』『70times』と往年のナンバーを淡々とぶちかましていく3人。それにしても、ステージ上でのあまりにナチュラルな佇まいと気負いのなさは、あたかも毎年出演していたかのように泉大津の風景にフィットして、7年ぶりなんてタイムラグを微塵も感じさせない。

「何年ぶりだ? 7年ぶり? 晴れてよかったです。夕べの感じだとヤバいなと思ってたんだけど、GREENSやその他のスタッフが徹夜でがんばってくれたおかげで、こんなにすばらしいステージが出来ました。最後まで楽しんでいってください。あと久々だからのんびりやろ(笑)」(vo&b・林)

そんなMCに続いて披露した、『I Guess Everything Reminds You』『INDIAN SUMMER』は、ゆったりとしたビートが、夕方に差し掛かった泉大津フェニックスに映える...かと思えば瞬殺ハイスピードロックチューン『CHOKING HAZZARD』と、パフォーマンスも緩急自在でお手のもの。

「『RUSH BALL』と言えば本当にいろいろあって、初めて出たときは俺がベースをぶん投げておしまい。あと、大流血もしたしケツも出したし(笑)。今日はKENさんがもう先に出しちゃったけど(笑)。またぼちぼちやってくかもしんないんで、よろしく」(林)とのMCには、場内から大歓声が! そして後半戦は『I WANNA KNOW』『AMERICAMAN』『TELL ME WHY』と、これぞPENPALSなナンバーを連発!! 

「またいつかどこかで...ここで会いましょう。サンキュー『RUSH BALL』」。そう言い残してステージを去った3人。"あの"ヒット曲を敢えてやらなかったのも何だから彼ららしいし、セットリストを初期の曲で固め、冒頭の3曲は実は彼らが初めて世に出した1stアルバム『PENPALS』('97)の曲順通りだったりと、今日の『RUSH BALL』における"リスタート"の意味を自ずと感じてしまうのは気のせい!? あくまでPENPALSらしいステージを魅せてくれた3人との早めの再会を、多いに期待してます!
- Set List -
M1. ASTRO MOTEL
M2. CARS
M3. 70times
M4. I GUESS
M5. INDIAN SUMMER
M6. CHOKING HAZZARD
M7. I WANNA KNOW
M8. AMERICA MAN
M9. TELL ME WHY
M10. SPACE SHUTTLE

PENPALS

PENPALS

PENPALS

PENPALS

PENPALS

pagetop

winnie [ATMC]
ATMC4番目の登場となったのは、オーディエンスの歓声と手拍子で出迎えられた男女ツインヴォーカル4ピースロックバンドのwinnie。タオルを振り回しながら登場するなど、メンバーのテンションも実に高め!

そんな彼らが挨拶代わりに演奏したのは、疾走感溢れるアグレッシブなナンバー「who's dreaming deep」。バンドの紅一点であり清涼感ある歌声を響かせるiori(Vo&G)と熱のある歌声のokuji(Vo&G)が響かせるハーモニー、そして、エッジの効いたダイナミックかつ繊細なサウンドがエリアに広がり、あたりは瞬く間に"winnie"ワールドへ。

「昨日まで開催できるのかドキドキしていましたが、無事こうやって出来て良かった。本当に良かった!」(okuji)。 その言葉どおり、今日、ステージに立てた喜びを噛み締めるように、メンバー全員笑顔で熱いパフォーマンスを繰り広げオーディエンスを楽しませる。MCではおっとりとした口調のioriが、髪を振り乱しながらバンドのトレードマークである水玉模様のフライングVギターをかき鳴らす姿はカッコいいの一言(このギャップにやられた人もいるのでは?)。また、集まった人々も、楽曲に合わせて手拍子やコールをするなど、彼らの音楽を心から満喫している様子が伺えた。しかし、楽しい時間には限りがあるもの。気がつけば、あっという間にラストの「first class speed of light」へ。メンバーも名残惜しかったのか、okujiがabe(B)にベースソロを無茶ぶりしたり、ジャムってみたりと、なかなか曲に入ろうとしないほどだった。

心地よく身体に響いてくるキャッチーなサビとツインギターが織りなす流麗なメロディ。かつ、力強いバウンド・サウンドが奏でるエモーショナル・ロック。その疾走感あるサウンドのように爽やかな余韻を残してステージを駆け抜けていった。
- Set List -
M1. who's dreaming deep
M2. memories memories
M3. sweep
M4. traces of me
M5. this storyends
M6. fiast class speed of light

winnie

winnie

winnie

winnie

winnie

pagetop

KEN YOKOYAMA
ドラムの後方には「Ken Band」と手書きされた小さな白い幕を掲げ、背中に「脱原発」とタテに大書きされた黒いTシャツを着て登場したKen Yokoyama。「来たよ、ラッシュボール」と短くMCし、客席の方向をまっすぐに凝視しながらギターを悠々と鳴らして、1曲目にドロップしたのは盛り上がり必至なキラー曲のひとつである「Running For The Winding Road」! その後も立て続けに、いきなりマックス級に振り切れたテンションをキープしながらより加速度と重厚さを高めたナンバーを容赦なく連発。久々の泉大津フェニックスを一気に支配していった。

「相変わらず、ラッシュボールはいい眺めだね」と余裕たっぷりにMCすると、会場でもブースを設けている東日本大震災の被災地の自立支援プロジェクト"NBC作戦"について言及。「今から(そこで受け付けているレトルト食品を)買い出しに行く時間を作るから」と、バンドがインストのブルース・ロックを奏で始めると、Kenさんはステージ上を妖しく(?)歩きながらTシャツを脱ぎ、短パンを脱ぎ、最後はステージ中央で大事な部分は絶妙に股の間に挟みながらのモロ出しまで...。体を張って場内を沸かせると、「今年はAIR JAMをやるから。今からそこでやるだろう曲をやるわ。ステイ"ファッキン"ゴールド!」と問答無用のハイスタ名曲へ。続けてこれまたキラーな「Believer」「Ricky Punks」、そして勢いづいて「もう1曲やるわ」とファストな曲をキメ、格の違う音と凄みで圧倒した。
- Set List -
M1. Running On The Winding Road
M2. Last Train Home
M3. Punk Rock Dream
M4. Your Safe Rock
M5. How Many More Times
M6. <--->
M7. Stay Gold
M8. Believer~Ricky Punks
M9. Don't Make Me Pissed Off,Fuckin'Son Of A Bitch

KEN YOKOYAMA

KEN YOKOYAMA

KEN YOKOYAMA

KEN YOKOYAMA

KEN YOKOYAMA

pagetop

0.8秒と衝撃。 [ATMC]
サウンドチェックの時から異様な盛り上がりを見せていた0.8秒と衝撃。あらゆるジャンルを飲み込み、激しくぶつけるステージで注目の若手。塔山の絶叫、モデルでもあるJ.M.の可愛らしい佇まいから繰り出される歌と絶叫...、威風堂々としながらも混沌とした世界を「POSTMAN JOHN」から見せ付けてくる。3曲目「東中野、トランス盆踊り」では、その名の通りトランスと盆踊りが融合した刺激あるサウンドを、観客は盆踊りをしながら楽しむ。その異様な光景に驚いたか、止んでいた雨が突然降り出す。もしかしたら演奏より長いかも...ともっぱら評判の塔山のMCでは、敬愛するPOLYSICSの「トイス!」を連発する。オリジナルの「おっぱい!」という絶叫もご愛嬌で受け入れられる。

その後の演奏では、塔山のトレードマークである白眼鏡がぶっ飛ぶほどの凄まじさ。天晴れと心から言える初舞台だったと思う。
- Set List -
M1. POSTMAN JOHN
M2. 「町蔵・町子・破壊」
M3. 東中野、トランス盆踊り
M4. 檸檬
M5. ビートニクキラーズ
M6. 溺れるcelloとカシス
M7. 02490850230・・・

0.8秒と衝撃。

0.8秒と衝撃。

0.8秒と衝撃。

0.8秒と衝撃。

0.8秒と衝撃。

pagetop

avengers in sci-fi
続いて登場したのは、ステージに所狭しと並ぶ膨大なエフェクターや、シンセサイザーを駆使した人力ダンスマシーン・avengers in sci-fiの3人だ。その人数からは考えられない程の厚みあるデジタリックなサウンドメイクで、大観衆を魅了してくれた彼ら。

始まるや否や、途端に小雨が降り出した泉大津。「RUSH BALL準備はいいか!?」と、会場に気合いを振りまくと、初っ端から『Cydonia Twin』で一気にオーディエンスのテンションを振り切らせる!

場所がどこだろうと、おかまいなしにダンスフロアに変えてしまう、彼らのとてつもない吸引力に、雨なんて気にもならないほど、気持ちよく音に身を委ねる観客。踊らずにはいられないロックへの衝動を、こんなにたくさんの人々と共有できる気持ちよさは、まさに野外ステージの醍醐味だ。

そんな堂々としたパフォーマンスで、初のこのステージへの気負いは一切感じさせない彼ら。どこか風格すら漂っているような、頼もしいステージングを繰り広げてくれる。 アベンジャーズ流盆踊りともいえそうな、どこか懐かしいリズムに乗せた『Beats For Jealous Pluto』、もはや彼らの鉄板の1曲とも言えそうな、爆発力ある『Homosapiens Experience』など、惜しみなく投下されるキラーチューンに、まぶしい笑顔で答えるオーディエンス。

演者・観客両方共が、終始高いテンションで応え続けた熱気あふれるステージは、デジタルもアナログも飛び越えた人の手触りに満ちた、高揚感溢れるひとときだった。
- Set List -
M1. Cydonia Twin
M2. Universe Universe
M3. (新曲)
M4. Beats For Jealous Pluto
M5. Homosapiens Experience
M6. Delight Slight Lightspeed

avengers in sci-fi

avengers in sci-fi

avengers in sci-fi

avengers in sci-fi

avengers in sci-fi

pagetop

UNLIMITS [ATMC]
雨が止み、晴れ間さえのぞかせたATMCの2番手に登場したUNLIMITS。ボーカルの清水が深々と観客にお辞儀をし、「UNLIMITS、はじめます」の言葉で轟音鳴り響く「ループ」でライブのスタートを切る。艶のある歌声に、歌謡曲を思わせる哀愁さと時折女性だということを忘れさせるほどの力強さで観客を引き込む。石島のベースは強気なまでの爆音でオーディエンスを踊らせる。情景が浮かぶ歌詞は広い野外の会場に映え、説得力を増すように感じた。激しいリズムが次々とダイバーを生み出していった「クローバー」、清水と郡島の2人の歌声はより底力が増して、なんとも言えぬ女性ならではの情の強さを魅せる。大月のギターソロは女性陣に負けじと強靭なメロディーで激しいリズムの楽曲に華を添える。

MCではイベントに関わったスタッフに感謝の言葉を告げ、スタッフのその働きを全力で楽しむことで返そうよ、と泥だらけの足元をさらにグチャグチャにしようとダンサブルな「さよならバタフライ」で楽しませてくれる。ポップなメロにキュートなボーカルは今までは違った一面を魅せる。次に演奏されたのは、9月7日に発売するシングル「ハルカカナタ」。新曲とはいえ、悠久の世界に浸るような詞世界と涼やかなギターサウンドは観客への浸透も早く盛り上がりはますます大きくなる。最後のMCで「みんなでひとつになろう」と語りかけ、優しい歌詞がより楽曲に説得力を持たせる「ハロー」を披露。気分屋の天気が大きく雨を降らせるもなんのその、振り払うべくラストナンバーにはこの日一番の疾走感を持つ「蒼」でダイバーを続出させ、オーディエンンスに大きなインパクトを植え付けてくれた。
- Set List -
M1. ループ
M2. クローバー
M3. さよならバタフライ
M4. ハルカカナタ
M5. ハロー
M6. 蒼

UNLIMITS

UNLIMITS

UNLIMITS

UNLIMITS

UNLIMITS

pagetop

POLYSICS
SEが流れた瞬間からもう、オーディエンスの準備は万端。「トイス! トイス! 行くぜ行くぜ『RUSH BALL』!」とハヤシのお決まりの咆哮で幕を開けたのは、ご存知POLYSICS! ヘヴィ&トリッキーな『How are you?』からいきなりの盛り上がり、ハヤシがステージを横断してギター弾きまくりのフルスロットル!! いつの間にやら今日は台風の面持ちだった会場もいつもの姿を取り戻し、ステージとオーディエンス熱と共にジワジワと灼熱の泉大津に変わっていく。いや~POLYSICSはさながら晴れバンドか!? ベキベキのアンサンブルを決めながら、「OK! RUSH BALL、派手にいこうぜ~」(ハヤシ)とその手を緩めない彼らは、いともたやすく会場にウェーブを巻き起こす。

「トイス! トイス! 『RUSH BALL』開催やったぜ~! しかも日も見えてきて」(vo&g・ハヤシ) 「青空も出てきてますよ~」(b&vo・フミ) 「開催したからには思う存分楽しんじゃおうぜ~!」(ハヤシ)

ハヤシの煽動のもと、「暴れろ~!」とアッパーチューン『シーラカンス イズ アンドロイド』『Shout Aloud!』でキメて、「踊れ~!」とキャッチーなリフでハートをわし掴む『Smile to Me』を投下する。オーディエンスをとことんアゲることに特化したロックンロール・ダンスマシーン、いやはや恐るべし...。そしてラストは、「みんなで歌おうぜ~」(ハヤシ)と手拍子&大合唱を巻き起こした『Let'sダバダバ』、ヘヴイなリフで攻め立てる『BUGGIE TECHINICA』とハイボルテージソングの連続で完全燃焼のエンディング! 3ピース体制となり、より人力のバンドサウンドで筋肉増強してきたPOLYSICS。そのライブバンドとしての真価を見せつけたステージ、さすがです!
- Set List -
M1. How are you?
M2. Young OH! OH!
M3. Beat Flash
M4. Mach肝心
M5. シーラカンス イズ アンドロイド
M6. Shout Aloud!
M7. Smile to Me
M8. Let's ダバダバ
M9. BUGGIE TECHINICA

POLYSICS

POLYSICS

POLYSICS

POLYSICS

POLYSICS

pagetop

AWAYOKUBA [ATMC]
小雨がパラつく曇天だったが、開演の12時45分が近づくにつれて天気は回復。時折、青空が顔をのぞかせる中、ついにATMCが開幕!

そのトップバッターとして登場したのは、大阪のパーティソウルバンド、AWAYOKUBA。ブラックミュージックを躍動感溢れる歌ものポップロックへ昇華させた楽曲が持ち味で、2008年の結成ながら、『FUJI ROCK FESTIVAL'11』の"ROOKIE A GO-GO"ステージに出演するなど、いま注目を集めているバンドだ。

「今日はぶっ飛ばしていこうぜ!」(カマチュー/Gt&Vo)という言葉どおり、ファンキーでご機嫌な「Midnight」からスタート。彼らのパフォーマンスを一目見ようと集結したオーディエンスも、そのサウンドにつられて踊りだす。さらに、その音に誘われるかのうように、始まってなお多くの人たちがエリアへ。笑顔のメンバーたちはこれに応えようと、オーディエンスを煽りながら熱のこもったプレイを披露する。ジャジーなナンバーから10代の気持ちを歌ったブルージーな「ティーンエイジ」を届け、みんなのボルテージは上昇する一方。そんな大盛り上がりとなったライブの締めは、会場全体がジャンプ!ジャンプ!となったダンスチューン「たりらりら」でフィニッシュ!! 

8月にリリースされた1stアルバム「AWAYOKUBA」から6曲を披露し、23歳とは思えないほどの堂々としたパフォーマンスで会場を盛り上げ、トップバッターという大役を果たした。
- Set List -
M1. Midnight
M2. Feel So Good
M3. ティーンエイジ
M4. sorani Sorani
M5. HATAday
M6. たりらりら

AWAYOKUBA

AWAYOKUBA

AWAYOKUBA

AWAYOKUBA

AWAYOKUBA

pagetop

The Mirraz
強風の中、SEで反町隆史のナンバーが流れる。いかにも彼ららしいユニークな演出、キッズたちからは「渋いっ!」なんていう声も。畠山、奇声を上げた後、「行くぞ~!」と気合いを入れる。1曲目「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」が始まった瞬間、いきなり横殴りの雨が...。しかし、そんな事お構ないなく、いつも通りのビートで駆け抜けていく。小雨が降ったり止んだりと不安定な天候の中、今月発表のニューシングルである「ラストナンバー」。そして、始まる前に完全に雨が止む。「そっちは大丈夫?こっちは大変で飛ばされるかと思ったよ!」と茶目っ気たっぷりに話す畠山。疾走感あふれる「ラストナンバー」は、まるで晴れを取り戻した事を喜んでいるかのように聞こえてくる。

ライブでの人気楽曲「check it out!check it out!check it out!check it out!」では機関銃のようにリリックが繰り出され、一気に盛り上がりを増していく。MCで関西弁を使ったりとやんちゃな一面も見せる畠山だが、ステージをを心から楽しんでいる事が伝わってくる。最後は今年シングルで発表された「観覧車に乗る君が夜景に照らされてる内は」。ストレートなラブソングだが、野外のパワーを受けてか、いつも以上に力強く聴こえる。激しさとダイナミックさを感じさせて、最高の空気を残して終わった。
- Set List -
M1. 僕はスーパーマン
M2. CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい
M3. なんだっていい///////
M4. ラストナンバー
M5. ハッピーアイスクリーム
M6. check it out!check it out!check it out!check it out!
M7. 観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは

The Mirraz

The Mirraz

The Mirraz

The Mirraz

The Mirraz

pagetop

the band apart
主催するGREENSスタッフの「開催できました!ありがとう~!」というあいさつに続いて登場したのは、これまでにRUSH BALLで何度も素晴らしいライブを繰り広げてきたthe band apart。ダンサブルなドラムのビートから初期を代表するファンキーな名曲「Eric.W」にすべり込むと、いよいよ始まったとばかりにたくさんのオーディエンスがステージ前へと次々と駆け込んでいった。

今年にリリースされた最新作からの2曲目、じわじわと熱狂を伴う「I love you Wasted Junks&Greens」と。前半は新旧のナンバーを織り交ぜながらノンストップで3曲。テクニカルなフレーズや曲展開を随所に盛り込みつつも、彼らならではの疾走感と美しく切ないメロディを伴って、心地よくもロックなムードを雨上がりの泉大津に絶妙に形成していった。

チャリティー用に新たに録音されたCD収録の「The Sun」から幕を開けた後半は、ドラムの木暮が叩き出す激しくアッパーなビートが少しパラつく雨も呼び込んだ「light in the city」を経て、キャッチーな曲調とともに場内の一体感を高めた「higher」へ。ラストは最新アルバムのオープニングを飾ったメロウな「photograph」で締め、実力派らしい抑揚の効いたステージ運びで本編のトップバッターをしっかりと務めてくれた。
- Set List -
M1. Eric.W
M2. Game,Mom,Erase,Fuck,Sleep
M3. I love you Wasted Junks & Greens
M4. The Sun
M5. light in the city
M6. higher
M7. photograph

the band apart

the band apart

the band apart

the band apart

the band apart

pagetop

踊ってばかりの国
大型の台風12号の接近により、前日の夕方まで開催が危ぶまれた『RUSH BALL 2011』。曇天ながら雨は降っておらず、ちょっぴり涼しい風をくれる泉大津には、この日の開催を心待ちにしていただろう、多くのオーディエンスが集ってくれた。そんなイベントのオープニングを飾ったのは、神戸のロックシーン発・注目のニューカマー、踊ってばかりの国だ。

昨年のATMC出演から、一気にこのステージへの大抜擢を受けた彼ら。1曲目、鼓動のようなやさしいリズムが心地良い『世界が見たい』が始まると、途端にステージ前に集まる人々。まるでハーメルンのバイオリン弾きのように、彼らの音楽に、じわじわオーディエンスが惹き付けられていくのが見て取れる。

"あなたになって世界が見たいよ"と、どこまでも伸びていきそうな爽やかで、でもどこか狂気をはらんだギリギリのラインを行き交う歌声。この『RUSH BALL』の大舞台は、彼らの目にはどう写っているのだろう? ふとそんなことを思いながら、気が付けばどっぷり彼らの音世界へ誘われていく。瑞々しくどこか南国ムード漂う『!!!』や、ちょっぴりアイロニーを効かせた詞世界の『バケツの中でも』など、どこかフワフワした浮遊感に、横揺れになるオーディエンス。そんな野外独特のゆるやかな空気も、踊ってばかりの国のよさを存分に引き出しているようだ。

「雨が降らなかったのは本当によかった! みんな観たいバンドがいっぱいあると思うので、僕らみたいなバンドはサッサと終わりますわ!」(ds・佐藤)なんておどけたMCを挟みつつ、一気にエンディングへ加速! すでに会場中が彼らの魔法にかかっている故、非常に駆け足に感じてしまうほどだ。

ラスト、おもちゃ箱をひっくり返したような、この日一番のポップさを見せつけた『セレナーデ』でシメに! 小雨が降る中、それすらも彼らのステージの小道具のよう。いつまでも耳に響く歌声で、泉大津に鮮烈な存在感を残してくれた踊ってばかりの国のパフォーマンスで、今年も『RUSH BALL』スタートです!
- Set List -
M1. 世界が見たい
M2. !!!
M3. バケツの中でも
M4. SEBULBA
M5. セレナーデ

踊ってばかりの国

踊ってばかりの国

踊ってばかりの国

踊ってばかりの国

踊ってばかりの国

pagetop

OPEN!!
RUSH BALL 2011 無事に開場しました!
みなさん、怪我に気をつけて思いっきり楽しんじゃいましょう!!!

pagetop

RUSH BALL © COPYRIGHT GREENS CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.