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〜OPENIG〜

RUSH BALL☆9
2007年6月2日(土) 大阪城音楽堂

見事なまでの快晴!! 雲ひとつない青空。 とにかく暑い。予想以上の暑さだ。 まだ朝の10時頃なのに日差しが強い。 女子スタッフは日焼け止めを二重塗り!来場される皆さんの日焼け対策は万全だろうか…

会場の外には開場を待つお客さんが、ぞくぞく集まってきている。 若干発売した当日券を求める長〜い列にはビックリ! ちなみに当日券の料金は999円という破格価格! 用意していた釣り銭用の1円玉がすぐなくなって大慌て! スタッフみんなで財布の中の小銭をチェック!と、少しバタバタ模様。

気がつけばもう開場時間の12:30。
RUSH BALL☆9、スタート!!

enie *meenie

オープニングアクトを務めたのは、今年4月に1stフル・アルバム『stars』をリリースしたばかりのenie *meenie。ギターとキーボードがからみ合う、疾走感のあるメロディアスなサウンドからは、抜群のアレンジセンスを感じさせる。彼らのライブを初めて観る人でも思わず体を揺らし、彼らの音楽をじっくり聴き入っているようにも思えた。少しの儚さを含んだ、キラキラと弾けるメロディ。まるでシャボン玉のような浮遊感がクセになるイメージさを持つポップかつキャッチーなリリック。エモーショナルなライブで会場を温め、本編へのバトンをしっかりとつないでくれた。

UNDER THE COUNTER

本編の1番手に抜擢されたアンカウ。『ノー・セラピー』からステージは始まり、「今日が初めての野外です。」というVO関谷の言葉にも驚きを覚えるほど、自信に満ち溢れたテンションの高い演奏に、まだまだエンジンがかかりきってなかったはずの観客も自然に拳を突き上げ、会場全体が盛り上がりをみせる。途中ではさみこむMCは3曲目に披露した『HANGOVER』への前フリか!?と感じさせるぐらい“酒”一色。笑いのセンスを感じさせる内容だった。男っぽいのに中性的な色気のある関谷の声と、ライブを重ねるごとに驚異のスピードで筋力をつけるバンド・サウンド、儚くもキャッチーで韻をふんでいるように感じるメロディは、初めてアンカウを体験した人達にもたまらなく印象的だったはず。4人の作り出すひとつひとつの音が見事なまでにまとまりをみせ胸に突き刺ささってきた。ラストに披露した『Hello,Today』では会場の広さを十分に生かしたスケール感のある演奏を披露。若い才能と勢いが十分に伺えるライブで、彼らは見事1番手の大役を果たした。

asphalt frustration

優しくてハリのある歌声と、パンキッシュにアレンジされた軽快なダンス・ミュージックが、開放的な野音の雰囲気にうまくマッチしていたのが彼ら。1曲目からカラフルなサウンドと、バランスのとれた感性から放たれる、グッド・メロディが飛び出してくる。ちょっぴり切ないメロディも、どこか温かく包み込んでくれる、彼らの人柄があらわれているよう。特に演奏している姿がハッピーで、観客もそれに応えるように身体を動かしていた。最後に披露された曲は「いい天気にぴったりの曲をやります」との言葉通りの『sunrise』。これまで以上に気合の入ったVO宝満の力強い歌声が、6月初旬だとは思えないぐらいのギラつく太陽の下、バッチリはまり、ライブならではのグルーヴに新たな魅力を発見した。その姿はすぐに観客を巻き込み、手を上げて彼らのライブに声援を送る姿も見られるほど。肝の据わったプレイ・スタイルで、最初から最後まで躍動するポップなメロディを丁寧に聴かせてくれた彼ら。今後の活躍を確信させてくれるステージだった。

アナログフィッシュ

数々の夏フェス出演経験から野外慣れしているのか、会場の期待を解っているのか。どっしりとした佇まいには貫禄すら伺えるアナログフィッシュ。しょっぱなから疾走感・大爆発!3人の繰り出す気持ちいいまでの開放感で溢れた音に、自然と身体が揺れる。それにしても彼らは本当にステージでの表現がうまい。楽曲がいいのはもちろんだが、生で聞いて初めて解るこの心地よさ。それは総立ち状態のオーディエンスの姿で証明された。それからも『アンセム』や『BGM』などキャッチーな楽曲で畳み掛け、会場のボルテージは一気に上昇!気が付くと辺りは完全に彼らのトリコの様子。その状況にメンバーのテンションも最高潮に達し、一体化した会場へ向け、これ以上ないくらい楽しそうな表情を見せてくれる3人。ラストには、新曲『さよなら90s』を披露、会場の心を一気にさらっていった。後半戦に向け、これ以上ないくらい会場を暖めてくれたアナログフィッシュ。帰り際には「こうなることはわかっていたよ」とでも言わんばかりの確信犯的なビッグ・スマイルを残し彼らはステージを後にした。

eastern youth

セッティングの時から何か違う空気を感じた。ステージに立った瞬間、これぞ“eastern youth”と有無を言わせぬ圧倒的な存在感。口笛と共に始まった彼らのライブ。日本語で綴られた直球で飾りのない歌詞、内にある激情をぶつけるかのような力強いサウンドで、全身全霊をかけ会場にeastern youthを響き渡らせる。フレッシュな魅力を爆発させてきた若手バンドとはうってかわって、逆に若手をしった激励するかのような圧巻のライブでねじ伏せる。途中、観客同士がケンカを始め、演奏を中断するというアクシデントもあったが、そこはさすがの対応。冷静にその場を収め、すぐさま自分たちのペースへと観客を一気に引き戻した。まさに、“シンプル・イズ・ベスト”!派手な演出や、パフォーマンスはなくても、最高に問答無用の男のロックを魅せてくれた彼らは、「ありがとう、さようなら」とシンプルな言葉と轟音だけ残して立ち去る。限られた時間の中で、自己を洗いざらいさらけだした彼ら。数々のアーティストに多大な影響を与えていることを改めて実感させられた。

フルカワミキ

続いては昨年ソロデビューを果たした元SUPERCARのフルカワミキ。ROVOなどでも活躍中、エレキバイオリンを操る勝井祐二や、JUDEのドラマー・城戸紘志、そしてなんといっても同じく元SUPERCARのフロントマン・ナカコーなど古巣含む豪華サポートと共に、期待を裏切らない素晴らしいステージを見せてくれた。冒頭から挑発的なまでの音の大群でサイケデリックに攻めてきたかと思えば、伝説のバンド・村八分のカバー『くたびれて』では色気を含む伸びやかで確かな歌唱力を披露。最後にはポップ感満載の『Sunburst』でしっかり会場のハートを掴む。“元SUPERCARのフルカワミキ”という看板がなかなか外せないイメージだった彼女。今日のステージでしっかりと、いちアーティスト・フルカワミキの姿をみせてくれたといえるのではないだろうか。突き放したようなクールなサウンドから、しっとりした女性らしいあたたかさでも魅了してくれる彼女の手腕に、底なしの表現力を感じさせられたステージだった。

VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

「VOLAです、こんにちは」×3の挨拶から“凄まじい!!”ライブを見せてくれたVOLA。初っ端から、軽やかかつ重厚なサウンドの中、ギターをかけて出て来たのに、ギターを弾かず(笑)“さすが!”と唸らせるスネア使いをみせた、VO兼G兼Drのアヒトと、Drの中畑のセッションは見応え十分。その圧倒的な迫力は、一気に観客を巻き込んでいく。テンポよく次々とたたみ掛ける楽曲が、会場の盛り上がりに拍車をかけ、縦横無尽に唸りをあげるサウンドが会場に響き渡るのに時間はかからなかった。アヒトの後を引く独特の伸びのある歌声、ノリのいいコーラス、ホイッスルやシンセを上手く効かせたアレンジと、絶妙のバランスでVOLAの世界観を構築。ラストの曲『Mexico Pub』では「L・O・V・E」という振り付けのパフォーマンスまでもあり(!)、これでもか!と言わんばかりの見事なライブ・アクト。思う存分観客を躍らせ、一度見れば癖になる、最高のパフォーマンスを見せつけてくれた。

MO'SOME TONEBENDER

怒号のようなサイレン音が鳴り響くと観客からは大きな歓声が湧き上がり、一瞬のうちに会場のボルテージが上がった。ド頭からとても3ピースとは思えないほどの、衝撃的で重厚なサウンドに観客はトリコになる。中盤には、椅子に腰かけギターをつま弾き、新曲も披露。武井(b)のトリッキーな動きで会場を沸かせたり、最後の『We are Lucky Friends』では百々(vo&g)が頭から水をかぶったりと、視覚的にも存分に刺激的だったモーサム。会場に唸りをあげて響き渡る彼らの世界観にはただただ圧倒されるばかりであった。内にある衝動を吐き出すかのようなダイナミックな楽曲や、路地裏を彷彿させるダークで湿り気のある楽曲、かと思えば身体をゆらすピースフルなナンバーまで、想像を超える世界観を提示する彼らのサウンドは、現実でありながらもその場にいることがわからなくなるほど、魅了し夢中にさせてくれた。その証拠にライブ終了後の会場に残った張り詰めた緊張感、衝撃はすさまじく、まるで魂をノックアウトされた気分だ。彼らは本編への出演も決定している。この夏、『RUSH BALL』への参戦のみらしい。つまり関西でしか見れないのだ。これはもう行くしかない!

かりゆし58

いよいよ『RUSH BALL☆9』もエンディング!ラストは、和み系な親しみやすいキャラクターと、大切な人々や出身地・沖縄への愛で溢れた楽曲で人気急上昇中のかりゆし58。見事にトリとして、沖縄の太陽そのままのような朗らかで癒されるステージを展開、会場全体を暖かい空気で包んでくれた。彼らの楽曲は一見ノリがよくキャッチーな印象を感じさせるのだが、何故かそれだけではない。何か得体の知れない、内側からふつふつと湧き上がるような、大きなチカラをこちらに与えてくれるのだ。自然に囲まれ悠々と歌うボーカル、前川の姿から、そんな彼らの真価はこの野外でこそ発揮されると確信。ひとりひとりに歌い掛けるような姿勢も、バンドに親近感を持たせオーディエンスをも巻き込み、会場全てが一体となってポカポカとした暖かい空間を造り出していた。沖縄弁で“母親”を意味する『アンマー』を締めとして、母への深い愛情を歌い『RUSH BALL☆9』の素晴らしいラストを飾ってくれた。

〜ENDING〜

かりゆし58がステージを去って、次に現れたのはRUSH BALLプロデューサー(?) R氏。

「みなさーん!記念写真を撮りまーす!!」

このかけ声で客席の皆さんがいっせいに真ん中へ。帰りかけたお客さんも慌てて客席ダッシュ。ステージから現れたのは、これまたグリーンズの名物(?)スタッフI氏。今年も去年に引き続き脚立に乗って登場するとは…。

「いきますよ〜。はい!チーズ!!」

客席は最高の笑顔で溢れていた。 お目当てのアーティストに満足した人、新しい音楽と出会えた人、友達と一足早い夏の思い出が作れた人、、、 みなさんほんとに素敵な笑顔でした。

RUSH BALL☆9 たくさんのご来場ありがとうございました!!

SET LIST
enie *meenie 
M1. Until I Die
M2. Mirage
M3. Peace Sign
M4. Go
M5. The Last Cut
M6. Paranoia

フルカワミキ 
M1. サイコアメリカ
M2. Candy Gal
M3. C-Stereo
M4. B.B.W
M5. くたびれて
M6. Sunburst
UNDER THE COUNTER 
M1. ノー・セラピー
M2. モダンライフ
M3. HANGOVER
M4. 流浪のマーチ
M5. ミソラ
M6. Hello,Today
VOLA&THE ORIENTAL MACHINE 
M1. Oriental Machine
M2. Back Of Love
M3. 夢診断
M4. Fatal Incident
M5. Come Back In Darkness
M6. Mexico Pub
asphalt frustration 
M1. jerry&pylon
M2. miri
M3. We have time
M4. save my trurh
M5. beautyful
M6. sunrise
MO'SOME TONEBENDER 
M1. TIGER
M2. ロッキンルーラ
M3. 18(eighteen)
M4. Have you ever seen the stars?
M5. We are Lucky friends
アナログフィッシュ 
M1. LOW
M2. アンセム
M3. Hello
M4. BGM
M5. スピード
M6. さよなら90's
かりゆし58 
M1. 安里屋ユンタ
M2. 夏草恋唄
M3. オリオンビーチ
M4. 手と手
M5. 愛と呼ぶ
M6. ウージの唄(acoustic ver.)
M7. アンマー
eastern youth 
M1. 夏の日の午後
M2. 砂塵の彼方へ
M3. 希望の丘
M4. 365歩のブルース
M5. 荒野に針路を取れ

 
Guide line
RUSH BALL 07
日時:2007年9月2日(日)
会場:大阪・泉大津フェニックス
RUSH BALL 07開催について

RUSH BALL☆9
日時:2007年6月2日(土)
会場:大阪城音楽堂
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